ごあいさつ

MESSAGE

社長メッセージ

医療を取り巻く環境は大きく変わってきています。とりわけ少子高齢化の進展と税収の鈍化は年々増える医療費の負担割合を増加させ国の財政事情にも影響を与えています。そのため国は診療報酬の改定を行い実質的な医療費削減方向に舵を切っています。

 

それでも医療費は減少することなく、2015年度には初めて40兆円を超え、13年連続で過去最高を更新しました。このため今後更なる大鉈が振るわれるであろうと予測されています。改定時にはわずかのように思える診療報酬の削減も病院を運営する医療機関にはボディブローのように効いており、現在では余裕を持って病院を運営出来ている施設は極めて稀になりました。

 

かつて診療報酬が高止まりしていた頃、病院の経営は比較的容易であり、言葉が悪いようですが病院経営を学ぶ機会の少ない病院幹部でも経営を行うことができていました。それが現在のような状況になると、体系的なマネジメントなしに病院の運営を行うこと自体が難しい時代になってきたのです。

 

私はといえば、これまでにさまざまな医療機関で臨床や病院経営を行ってきました。そのなかで医療コンサルタントと称し、病院の周辺で仕事を行っている者が経済用語を並べ医師に取り入る。不合理なコンサルティング費用を支払い、コスト削減等を基礎として活動し、収支は一時的に改善したように見えるが、実は根本的な改善には至らない。そういったケースを多く見てきました。

 

そこで、現状を打開するためには、私が自ら立ち上がり日本の医療を守るために、微力ではありますが身を賭して闘うしかないという結論に至りました。

 

多くの医療機関の経営支援を行い、本当の意味で成果をあげてきた実績のあるメンバーを厳しい基準を以ってセレクトし、私が病院の幹部や理事長として現場で実施してきた経営手法と、彼らの実践的手法を組み合わせて経営改革を進めることで、この難局を乗り切る活動を行おうと決意したのです。

 

また、新しいシステムとして日本の医療を守る活動に対し志を持つ、力のある多くの医師をfellowとして迎え入れ彼らの力を借りて、実質的な病院改革をともに行うこととしています。

 

外部者による医療コンサルティングではなく、改革マインドをもつ医師と病院経営手法に長けたメンバーが、病院経営者や幹部と一体となって現場を変えていく。そんな新しい取り組みをホワイトヴィークルでできればよいと考えています。「医師が医療に集中できる最適な環境づくり」それが私の願いです。日本の医療を支え地域を守るために、私たちは活動を始めます。

 

2016年12月27日
ホワイトヴィークル株式会社

代表取締役 shiraiishi-name