2月 2017

熊本で講演会を行いました

     弊社取締役石井友二が国際交流会館でのセミナーを行いました。明日は、熊本城マラソン2017です。セミナーでは、診療報酬は上がらない。診療報酬に拘泥するのではなく、明確な戦略を以て計画を立て、ガバナンスを行い、可視化を図ると共に、増患、単価アップ、生産性向上一つ一つの成果をあげることに注力する。そのためには人の育成に力を入れる。マニュアルや教育カルテ、本来の接遇の考え方を徹底した一人一人に光を当てた職場内教育が必要。また業務改善では方向、教育、評価、報奨の4つのポイントを外さず、部署間コンフリクトの視点からも業務フローの見直しを行うこと。もう時間はあまり残されていない、といわば短距離走の話をしました。医療の世界では、マラソンを楽しむ時代ではなくなってきたということです。気を引き締めて改革をしていこうとセミナーを締めくくりました。...

Continue Reading

医療の継続はあるべきマネジメントで

医療の継続は利益です。利益が出ない医療は、どのように優れていても継続できません。自治体病院であれば税金でその損失を補てんすることができると考えているでしょう。しかし、それは地方財政の疲弊とともにはかない夢であることが夕張や銚子の事例で明白です。特殊な事例ではなく、他の自治体でも人口減少による経済破綻が医療機関の存続を危うくしているのは周知のところです。いわんや民間病院においては、適正利益の出ない病院が残り続けることができるわけはありません。優れた医療は医療そのものだけではなく、マネジメントをも含んだ定義です。明確なヴィジョンをかかげ、職員をモチベートし、地域住民や地域医療機関や介護事業者を巻き込んだ活動ができている医療機関がこれからの地域を支え、患者や利用者から評価される証として利益を得て存続し、そうではない組織は存続ができなくなることは明らかです。マネジメントを侮ってはなりません。優れたリーダーがいる病院はロジックが分からなくても自然に人が引き付けられ組織がうまく回転し、成果をあげることができます。しかし、そのリーダーが組織からいなくなったらどうか。あの院長のときには、あの部長のときにはうまくいっていたのに。ということでは優れた医療を継続することはできません。マネジメントシステムの重要性がここにあります。大きな組織でなければ、それは導入できないと考えているリーダーがいれば、それは間違いです。人はどうしても楽なほうに流れる傾向があります。なので、内面から湧き上がる能動性が喚起されるマネジメントを行う必要があります。あるべき医療の在り方を議論し、そのなかで最も合理的で多くの人が納得できるマネジメントシステムを導入しなければなりません。それらは表面的には簡単なようにみえて、背景にはしっかりした哲学があるものでなければなりません。形式ではなく実質を求めたマネジメントシステム構築への取り組みが望まれています。ミャンマーのヤンゴンにある空港近くのビクトリア病院です。バンコク病院グループ、サムティベイト病院のディパートメントがありましたが、欧米で学んだマネジメントボードによりマネジメントが行われている病院です。設備投資だけではなく、コンプライアンスもしっかりと行われていて、ある意味日本よりもしっかりしていたのではないかという印象です。日本の中小病院はいまこそ、しっかりしたマネジメントスキルを身に付け、これから到来する大きな医療制度改革の波に飲み込まれない体質づくりを怠らないようにしなければならないと考えています。  ...

Continue Reading

厳しい環境を乗り越える

人がどう生きるか、というテーマは永遠のテーマだと思います。さまざまな価値観や考え方があり、これだというものを普遍化することはできません。結局は、一人ひとりの人間が、自分がどう生きたいのか、生きているのかを自分のなかで確認し、もし、自分の思いと異なる生き方をしているのであれば、それを修正する、あるいは修正しない、悩む、悩まない、すべて自分が責任を負って、最期を迎えるものだと考えています。 自分がどう生きたのかの証跡を残しても、残さなくても、それは自分の生きた結果であるし、例え、誰もが認める証跡を残したとしても、それはしばらくたてば、記憶のかなたに置かれるものだと思えば意味がない。 誰かに影響を与えることができれば、その思いや思想は残り続けることも可能かもしれませんが、それは宗教であったり、学問であったり、経営であったりするもので、とても限定的なもの。 少なくとも誰かに何かあるにつけ、思い出される人になることは、大きなことを成し遂げなくても可能かもしれない、と脈略なく思ったりします。 いずれにしてもそれは生きた帰結であり、求めるものではなく、それがなくてもすばらしい人生を送っている人がたくさんいることに気づきます。 私の周りは、そうした人で満ちています。皆正直で、誠意があり、もがき、苦しみ、しかし原点として人のために何ができるのかを考え、行動する経営者であったり、医師であったり、看護師であったり、職員であったりします。 自分にプライドをもちながら、さまざまな環境のなかで、身の置き所を捜しながら、折り合いをつけ、あるときは弛緩しながらも、自分の責任を果たしている人たちです。 彼らをみていると、自分も勇気づけられるし、鼓舞されます。自分の思った道をまっすぐ歩いていくことが自分であり、自分の存在を感じる自分でいられるのだと考えています。 肩ひじをはらずに、ただ実直に思いをもって、前に進む。自分が決めた、自分のできる最高のことを、やり切ること。それが自分の役割だと認識して、進めることができれば幸せな人生なのではないかと思います。今日、素晴らしい人達に会えて、またそう確認することができました。 人の命ははかなくて、哀しくもあり、だからこそ抗い、悔い改め、一歩でも前に進み続ける。生かされていることに感謝し、誰にも思いやりをもって、立ち上がることができなくなっても、思い続けることができる自分をどうつくりあげていくのかが、人生なのだと、思います。医療は厳しい環境を迎えます。結局は、それは政治のせいでも、世界経済でも、誰のせいでもない。私たちが対峙しなければならない、自分の責任で乗り越えていかなければならない課題です。国難ともよべるこれから来る時代を、私たち一人ひとりが、思い通りの人生を生きることで、どのように変えていけるのか。とても楽しみであり、身の引き締まる思いがあります。ホワイトヴィークルは闘います。...

Continue Reading

ブロックチェーンの活用についてのミーティング

弊社取締役松田のアテンドでソラミツの宮沢さんにブロックチェーンの話をお聞きしました。池田先生からは病病連携のためにブロックチェーン(分散型ネットワーク)を使いたいと話がありました。弊社社長白石は、アセアンの診療所と病院の連携に使うと説明。弊社取締役石井の病院マネジメント講座、ネット配信をお願いしている今井さんも、診療所のアクティビティをあげるためにはネット環境整備が不可欠と協業を約束。実りのあるミーティングになりました.  ...

Continue Reading

福岡で医療機関のこれからについてのセミナー実施

弊社取締役石井友二が総合メディカルのサクシードメンバー向けのセミナーを行いました。アセアン各国の医療を簡単に紹介。比較して日本の医療の現状確認。可視化、増患、単価アップ、生産性向上の4つのポイントとガバナンスの重要性について、また、詳細には部門別損益計算や、疾病別患者別原価計算の実例を可視化のために、そして本来の接遇やマニュアル、教育カルテについて、それらが生産性向上にどう貢献するのかを説明しました。なお、これからは限られた時間を軸として情報を管理し、人材育成を怠った病院は残れないとくくっています。  ...

Continue Reading

病院改革について

病院マネジメントはとても大切   何もそれは病院の医師やスタッフを懸命に働かせるもののためにあるのではありません。 地域のマーケティングを行う、病院のSWOT分析を行い、どこに進めばよいのかについて強みを伸ばす方法を検討し、戦略化し、医師とコミュニケーションを図りながら、人が人として医療従事者が医療従事者として心から医療の必要性と自らの使命を感じることができるリーダーシップをとりながら、職員全員の力を一定の方向に収斂し、与えられた社会資源のなかで最大の成果をあげることを意味しています。やはり、企画部署が必要です。 あるいは事務長が軸となりプロジェクトをその都度つくりあげていくことも有用です。何れにしても、病院としてどのようなマネジメントシステムが必要であるのかを考え、それを具体化していく必要があります。 それが人を動かす仕組みであり、病院をうまく管理する仕組みであり、そして病院の挙げた成果をモニタリングする仕組みです。人は、目標をもって自己実現したいと願っています。その前に組織に帰属したい、自分が評価されたい、という欲求もあります。マズローです。もちろんXY理論もあり、性善説で仕事をする人ばかりではないことは明らかです。でも、私は違うと思います。よほどの原体験があり、どうしても社会に馴染めない人は別として、真摯に胸襟を開いて話をすることで、何が組織のなかで仕事をすることの阻害要因なのかを明確にすることや、それをできるだけ解決していくことができればそうした考え(組織とともに成果をあげることに積極的に反旗を翻す)をもつ人は減少すると思います。 要は、リーダーが本気で、価値を生み出そう、良い医療をしようと考えているかどうかであり、生理的欲求や生存の欲求が満たされていることが前提ではあるとしても、彼ら変わり、同じ方向に進むことができるのではないかと考えています。   月並みな話でいえば、過去の環境や教育、体験により人格が形成されている人間が、さらなる経験や体験をすることで、自分を変化させることができないはずはないと考えているのです。人生は短い、そのなかで最期に満足できる仕事をしようといつも訴えもします。 余計なことですが、私は、職業を転々としてきた過去があります。それこそアルバイトも入れれば、飲食から競馬場から、倉庫から、清掃や建設工事、いくつもの製造工場内での勤務やトラックの運転手、リクルート社での営業、そして会計業務や上場会社の監査業務、さらには銀行員となりコンサルティングを行い、をの後、医療や介護に辿りついています。 沢山の人と会う機会を得ているし、さまざまな仕事をしている人々との交流をしてきています。 そのなかで感じることは、皆、真は良い人であり、嫌な人に出会ったことがありません。立場を変えてみれば彼らの行動や動態は理解できることばかりだし、本当に楽しい人生を過ごせたと考えています。そこで元に戻りますが、結局は思いをもって真摯にコミュニケーションをとる、ということです。 そして懸命に仕事をする、質の高いものを提供できるよう努力するという一線を外さなければ、皆一緒の方向に進んでいけるということだと思っています。もちろん、私は失敗だらけでしたし、たくさんの人に迷惑をかけて、助けてもらいながら過ごしてきたと思っています。また、手を抜いたりさぼったりしたこともないとはいえませんが、反省を繰り返しながら、努力し、たくさんの人を信頼して一緒に仕事をしてきたつもりです。 そのなかでの回答が上記です。 組織に属していると、なかなか言えないこともコンフリクト(衝突)もあるでしょう。我々のように外部から組織をみる仕事をしているところからは見えないこともあると思います。しかし、勇気をもって話をすれば相互理解のなかに新しい方向を見出すことは経験上可能だと思います。常に創造し、価値をつくりだそうという意識をもったたくさんの現場のリーダーがでてくること。病院改革は絶対に成し遂げることができると確信しています。 写真は、インドネシアのJCI病院のICに関する掲示物です。    ...

Continue Reading